ArchLinux(x64)にVMware Viewクライアントを導入する方法

ArchLinux の AUR で公開されている VMware View クライアント(vmware-view-clientパッケージ) ですが、64bit 環境ではライブラリのビルドに失敗してインストールが進みません。これをなんとかする方法について説明します。
64bit 版の ArchLinux に標準で入るビルド環境は、32bit アプリケーションのビルドに対応していない (./configure の gcc -m32 チェックがコケる)ため、前もってビルド環境を multilib 版に入れ替える必要があります。

想定する環境

  • ArchLinux (x64)
  • VMware Viewの接続先は既にどこかにある。

手順

  1. multilibリポジトリの有効化
  2. multilibビルド環境のインストール
  3. VMware Viewクライアントのインストール
  4. 動作確認

1.multilibリポジトリの有効化

以下の内容を pacman の設定ファイル(/etc/pacman.conf)に追記します。どこかでコメントアウトされているはずです。

[multilib]
SigLevel = PackageRequired
Include = /etc/pacman.d/mirrorlist

設定を更新したら、pacman のパッケージデータベースを更新しておきます。

$ sudo pacman -Sy

2.multilibビルド環境のインストール

multilib リポジトリを有効化したら、multilib-devel パッケージをインストールします。
gcc-multilib などが既にインストールされていると競合するので既存のものを削除してよいかというメッセージが表示されますが、これはすべて置き換えをしてください。

$ pacman -S multilib-devel

3.VMware Viewクライアントのインストール

最後に、VMware View クライアントをインストールします。

$ youart -S vmware-view-client

4.動作確認

インストールされた VMware View クライアントで会社などの VDI 環境に接続できることを確認してください。ワンタイムパス認証も問題なく使えています。

ちょっとした問題

この方法でインストールしたクライアントを立ち上げている間はローカル側(VMware View クライアント以外)のキーリピートが効かなくなるようです。連打連打。